
ナイアガラの滝にあるレインボーブリッジは、アメリカ・ニューヨーク州とカナダ・オンタリオ州に架かる大きな橋。橋の真ん中に国境があり、なんと徒歩で2つの国を行き来できるのです!とはいえ、国境を超えるので旅行者はパスポートとeTA(カナダeTA電子渡航認証)が必要です。今回は日本では絶対できない越境体験とちょっと緊張する入国審査についてお伝えします。
ナイアガラの滝 レインボーブリッジ

レインボーブリッジはナイアガラフォールズにあるカナダとアメリカ合衆国を結ぶ大きな橋。橋の真ん中に国境があり、なんと車両はもちろん徒歩でも2つの国を行き来できるのです。歩いて国境を越えるなんて日本では絶対できない体験ですよね。
カナダ側とアメリカ側ではナイアガラの滝の眺望も街の雰囲気もガラリと違い見応えがあります。ただし、国境を超えるので旅行者はパスポートとeTA(カナダeTA電子渡航認証)が必要です。
レインボーブリッジの通行料は50セント、アメリカ入国の際には別途6ドルを支払います。
レインボーブリッジの地図
レインボーブリッジの橋のそばにある出入国管理所で通行料50セントを支払い、カナダを出国します。
券売機はコインしか使えませんが、入口に両替機が用意されています。

コインはアメリカセントでもカナダセントでもOKです。

カナダ側からゲートを通ってレインボーブリッジへ。

レインボーブリッジの上からは、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つの滝を眺めることができます。

橋の上から眺めるカナダ側の街並みも素敵!

国境は橋の真ん中あたりにあります。

カナダからアメリカへジャンプ!
「International Boundary」の標識の前で、国境を両脚でまたいで記念撮影。
国境付近には、ナイアガラの滝をじっくり鑑賞できる望遠鏡もあります。

しばらく歩いていくと、アメリカの入国管理局の建物が見えてきます。
いよいよ入国審査。係りの人にアメリカ入国の目的や居住国を聞かれた後、6ドルを支払い、ようやく手続き完了です。

アメリカ側へ入国する時はパスポートチェックがあるのでちょっと緊張しました。行きは時間がかかったので帰りも大変と思いきや、アメリカを出国する時はあっけなく終了。特に審査もなく無事にカナダ側に戻ることができました。
ただし、入国審査の時、入国許可証の半券をパスポートに貼り付けてもらうのですが、カナダ側に戻ってくる時に返さないと不法滞在になってしまうので要注意です。でも、それさえクリアできれば気軽にアメリカ旅行が楽しめます。時間があれば、ぜひ歩いて国境を越えてみてくださいね。
レインボーブリッジから眺める風景

ナイアガラのレインボーブリッジは、アメリカ滝とカナダ滝を見渡せる絶景ポイント!全長290m、ナイアガラ川からの高さは62m。高さ15mの頑丈な橋台の上に建てられています。
レインボーブリッジを渡って、カナダからアメリカまで気軽にお散歩♪2つの国を歩いて行き来できるなんて驚きですよね。

レインボーブリッジの名前の由来は橋の形という説と、霧の中に見える虹という説があるそうですが、確かに弓なりになったレインボーブリッジは虹の形に似ています。それにしても、ナイアガラの滝に現れる虹は本当に神秘的で美しい!

国境から眺めるナイアガラの滝は迫力満点です!

橋の上から、緑豊かなナイアガラ・フォールズ州立公園も見えます。

そして、アメリカ側のニューヨーク州に入国です!

アメリカ側のナイアガラ

アメリカ側から見るナイアガラの滝はカナダ側とはかなり趣が異なります。

アメリカ側にあるナイアガラ・フォールズ州立公園(Niagara Falls State Park)はアメリカ合衆国で最も古い州立公園。

公園内にはプロスペクト・ポイント・パーク展望タワー(Prospect Point Park observation tower)があり、タワーは霧の乙女号の拠点になっています。


ナイアガラ・フォールズ州立公園周辺には、食事やショッピングが楽しめる複合施設もあります。

公園内には小さい自由の女神像も!一気にアメリカ旅行気分が盛り上がります。

最後に
レインボーブリッジ、いかがでしたか?ナイアガラの滝の素晴らしい景色を見ながら徒歩で国境を越えるのはなかなかできない貴重な体験です。お時間があれば、ぜひアメリカ側へも入国してみてくださいね。
関連記事 ナイアガラとプリンスエドワード島旅行記 カナダ4泊6日の旅
- 投稿タグ
- ナイアガラ